こんにちは!まめです。
今日は、「HSPに向いているアルバイト」について紹介します。
HSPの方は些細なことにも気づく力を持っており、疲れやすい一面もあるため、アルバイト選びも慎重になっちゃいますよね。
【この記事でわかること】
・HSPに向いているアルバイト選びのポイント
・HSPに向いているアルバイト
・アルバイトするときに気を付けること
【オススメの人】
・初めてのアルバイトを何にしようか迷っているHSPの人
・自分の今のアルバイト先が合わなくて悩んでいるHSPの人
私も、いままでバイトではいろんな経験をさせてもらったなあ……そのうえでおすすめできるバイトや、経験談についても書いてあるので、ぜひ読んでみてください!
HSPに向いているアルバイト選びのポイント
自分が「辛い」と思うポイントを把握しておく
まず、自分が何に対して「辛い」と感じるのか把握し、譲れないポイントを明確にしておきましょう。
例えば、
- 音や光の刺激に弱いので、BGMが穏やかで、比較的静かな空間で働ける仕事
- 人間関係に疲れやすいので、できるだけ人とのかかわりが少ない仕事 などなど……
「HSP」といっても、音などの刺激が特に苦手だったり、人とのかかわりの負担が大きかったり、その度合いは異なりますよね。
アルバイト経験がある人だったら、その時の経験をふまえ、
経験がない人だったら、今までの生活を振り返ってみると良いです。
条件を設け、優先順位をつけておくと、より自分に合ったアルバイトを選ぶことができるでしょう。
職場の雰囲気が悪くない
人間関係の良し悪しも、働きやすさに直結します。
他の人の感情を気にしがちなHSPさんは、特に影響されます。
- 厳しく、理不尽なことで怒る人がいる
- 働いている人同士の仲が悪い
このような職場は避けるのが無難です。
私も、コンビニで働いているときに厳しいお局様がいて、緊張して逆にミスしちゃってました……😢
でも、実際に働いてみないとなかなかわかりませんよね。
働く前にチェックする方法は、以下の通りです。
①実際にお客さんとして何回か行ってみて、店員同士の雰囲気を見ておく
飲食店やコンビニなどであれば、お客さんとして行ってみちゃいましょう。
忙しいからというだけじゃなくて、なんとなく不穏な雰囲気があったら、要注意です。
②面接してくれた人の雰囲気を見る
面接してくれる人=責任者 である場合が大半なので、その人がどんな人なのか、面接で把握しておきましょう。
責任者の方の雰囲気が、お店全体の雰囲気と直結することも多々あります。
店長が優しげな雰囲気だと、平和な人が多く、イライラ厳しそうな雰囲気だと、店員同士もピリピリしてる傾向があります。
できるだけ店員同士の仲が良く、自分に合った雰囲気の職場を選びましょう。
家から通いやすい場所にある
家から通いやすい場所にあることも、大きなポイントです。
理由としては、
- 体調が悪くなった際にすぐに帰れる
- 遅刻の心配が少ない
からです。
万が一、刺激を受け続けて体調が悪くなっても、すぐに家に戻れると思うと、安心感がありますよね。
また、公共交通機関が遅れてしまったりしてバイトに間に合わないと、バイト先に連絡をしないといけません。
連絡するのもなんとなく気が重いし、
自分が悪くなくても、他の人に迷惑をかけたり悪く思われているんじゃないかって思っちゃいますよね。
自分の心理的負担が生じる場面を少しでも減らせるように、立地もよく考慮しましょう。
ただし、あまりに近いところを職場にすると、そこに行きづらくなるというデメリットがあります。
程よい場所で職場が見つけられるといいですね。
業務内容が多岐にわたらない
情報を深く処理するHSPの方は、マルチタスクが苦手な傾向があります。
業務内容に慣れたり、工夫をすれば、問題なくできるようになるかもしれませんが、刺激を受け続け、疲労を強く感じてしまうでしょう。
できれば、絞られた業務内容に取り組める場が望ましいです。
いつでも急かされるような状況ではない
常に急がないと!という気持ちがあると、心も体もどんどん消耗していき、ミスも増えがちに。
特に、HSPさんはその度合いが強いです。
たしかに、時間帯や時期によっては、どの職場でも忙しいタイミングはあると思います。
一息付ける時間帯があったり、たまに忙しいというレベルならいいのですが、
- シフトの始まりから終わりまで忙しい
- 休憩もとる暇がない
このようなバイトは注意です。
事前に面接で、ちゃんと休憩は皆取っているのかどうか、忙しさのレベルはどれくらいか、質問しておけるとよいですね。
HSPに向いているといわれるバイト6選
書店員
本に囲まれ、落ち着いた環境で取り組めるのがメリットです。
新たな本との出会いも期待できます。
同じアルバイト仲間も、本好きが多いため、趣味について語り合うこともできるかもしれません。
働きつつ知識を得ることができるのは良いですよね。
飲食店のキッチンスタッフ
飲食店は忙しそう、というイメージがありますが、キッチンスタッフであれば、黙々と作業することができます。
料理のスキルも身につき、賄いももらえる可能性が大きいです。
友達は、いつも食べきれないくらいの賄いをもらって、食費が浮いたって言ってたなあ。
注意すべき点は、小さい規模のお店だと、キッチンとホールとレジと、いろいろな仕事を任されてしまう可能性がある点です。
大きいお店や、チェーン店のほうが、マニュアルと役割が定まっている場合が多いでしょう。
Webライター
自由に、好きなタイミングと場所で働けるのが魅力です。
クラウドソージングに登録を行うと、だれでも仕事をすることができます。
初心者のうちは、なかなか時給換算すると稼げないかもしれません。
しかし、その自由さと、スキルが身につくことを考えると、とてもメリットがある働き方です。
雑貨屋さんの店員
素敵な雰囲気の中で、比較的ゆったりと働くことができます。
癒されながら働けるというのは大きいですよね。
社員割引が効き、雑貨を安く手に入れることもできるお店もあります。
デメリットとしては、行うべき業務の幅が大きくなりがちなこと。
品出し・レジ打ち、などの明確な役割分担はないところが多いようなので、最初は覚えるのが大変かもしれません。
ポスティング
チラシをポストに入れる仕事、「ポスティング」。
ひたすら一人で黙々と働け、覚えるべきことが少ないのがメリットです。
ただ、ひたすら歩いてチラシを投函していくので、体力に不安がない人の方がいいでしょう。
逆にいえば、運動不足を解消でき、お金も手に入るとも言えます。
家庭教師
関わる人は、生徒と生徒の親ですので、少人数を相手に力を発揮できるでしょう。
生徒の成長が、大きなやりがいになります。
週に1回~なのも、予定を調節しやすく、良いポイントです。
ただ、生徒の目的が志望校への合格だと、責任も伴います。
きちんと事前にスタンスを確認し、自分に合った条件を選びましょう。
実際に経験したバイト
ここからは、私の経験から、おすすめできるバイト、おすすめできないバイトを紹介します。
スーパーの品出し
オススメ度★★★★★
仕事内容:
- 冷蔵庫や、ワゴンに積まれている食品を出す
- 前出し(商品を見やすいように前に寄せて並べる)
私の、一番最初のアルバイトで、個人的に一番おすすめです。
最初は、品出しの基本のやり方や、商品の場所を覚える必要がありますが、基本的に覚えることは少ないです。
なにより、一人で黙々とできるのがいい!!
パンに値引きシールを貼るのも楽しかったな~
私の部門は、やることがもともと少なかったのか、すぐに品出しは終わって、残りはずっと前出しをしてました。
たまーに、沢山商品が入ったり、人が少なかったりして忙しいこともありましたが、基本的には余裕があって、シフト通りに帰ってました。
ですが、デメリットもあります。
【デメリット】
・部門によっては、重いものを運んだり、忙しかったりする
・暇な時間はキツイと感じる人にはおすすめできない
・人との関わりがほぼない(同じ部門の人と確認はするかも)
人とのかかわりは最低限でいい、黙々と余裕をもって働きたいという人にはおすすめです。
Web広告会社のライターアシスタント
オススメ度★★★★
仕事内容:
- 講演の文字おこし
- 校正
- Webサイトに掲載する文章作成
広告の会社にインターンに行った際に、アルバイトとして働いてみないかと言われ、半年ほど働いていました。
すべてがすごく勉強になりました。
社会人として働く、といったイメージが具体的になりましたし、
作ったものに対して、プロのライターの方からのフィードバックをいただけるので、自分の成長も感じました。
自分の作った文章が、webサイトに載っているところを見たときは、感動しました。
仕事内容は会社によって違うかもしれませんが、基本的に机の前で黙々と作業をすることがメインですし、社会人と近い経験ができるというのは大きいです。
私はインターンがきっかけでしたが、広告会社のアシスタントアルバイトの求人もあるので、チェックしてみてください。
【デメリット】
・社会人の中で働くので、緊張感とプレッシャーがある
・1人アウェーな感じはある
スキルと経験を積みたいという人には、おすすめです。
コンビニ
オススメ度★★
仕事内容:
- レジ打ち
- 品出し
- 総菜やお弁当、ソフトクリーム作成(これは、コンビニによってあるところとないところとあります)
正直、HSPの方には、あまりおすすめできないかもしれません😢
業務内容が基本的に多岐にわたりますし、接客も求められます。
覚えることめっちゃ多かった!
私の職場では学生とパート、パート同士と仲が悪い組み合わせが結構あり、人間関係で消耗してしまいました……
レジなど協力し合って作業しないといけないので、人間関係の相性は大事です。
私は最終的には仲良くなれた人がたくさんできて、楽しかったなと思えましたが、最初は特にきつかった😨
一緒のシフトの人と相性がいいと仲良くなれる可能性大ですし、仕事を効率よくてきぱき行う力を身に着けられます。そこに魅力を感じる人にはおすすめです。
HSPがアルバイトをするときに気を付けるべきこと
辛いと思ったら、無理に続けない
いざ、バイトを始めた後、やっぱり合わなくてつらいということはあります。
他人の気持ちを汲み取りがちなHSPの方は特に、辛くても迷惑をかけたくないと頑張りすぎる傾向があるのではないでしょうか。
普段の生活にも支障をきたすようだったら、無理に続けるのはやめましょう。
アルバイトなら、すぐに代わりは見つかります。
自分も、他のアルバイトはすぐ見つかります。
なかなかそう思うのは難しいかもしれませんが、自分の心のために、割り切ってしまいましょう。
そのバイトと、その環境がたまたま合わなかっただけだから、自分を責めないでね。
こういう仕事内容、環境は自分に合わなかったと分かることだけでも、間違いなく大きな一歩です。
シフトの入れすぎに注意
最初は、お金が欲しいという気持ちがあったり、
いっぱい入ってほしいという要望があって、シフトを多めに入れてしまうかもしれません。
しかし、シフトの入れすぎには注意です。
学生の方ならば、学業との兼ね合いはとっても大事。
慣れていないうちは、業務を忘れない程度の頻度で、余裕をもって希望を出すといいでしょう。
相談できる人を見つける
仕事を始めると、なかなか覚えられなかったり、厳しい人がいて辛い気持ちになるかもしれません。
そういうときに相談できる存在が同じアルバイトやパートにいると、心がだいぶ楽になります。
段々バイトを続けていると、優しい雰囲気の人、いつも気遣ってくれる人が分かってきます。
辛いときは、その人に相談してみるといいでしょう。
話を聞いて、分かってもらうだけでも違います。
一方的な悪口だと本人に伝わって居づらくなることがあるから、あくまでも相談のスタンスが良いね✊
きちんとメモを取る
わかってるよ!と思われるかもしれませんが……(笑)
これ、聞いたのに忘れてしまった……もう一回は聞きづらい……
そういう状況はきっと出てきます。
相手の手間を減らすためにも、メモは必ず取りましょう。
相手にやる気も伝わり、好印象をもってもらえます。逆にとっていないと、大丈夫かな?と思わせてしまうかも。
できるだけ後で読みやすいような字でメモして、逐一確認しましょう。
まとめ
【まとめ】
HSPに向いているアルバイト選びのポイント
・自分が「辛い」と思うポイントを把握しておく
・職場の雰囲気が悪くない
・家から通いやすい場所にある
・業務内容が多岐にわたらない
・いつでも急かされるような状況ではない
HSPに向いているアルバイト
・書店員
・飲食店のキッチンスタッフ
・Webライター
・雑貨屋さんの店員
・ポスティング
・家庭教師
アルバイトするときに気を付けること
・辛いと思ったら、無理に続けない
・シフトの入れすぎに注意
・相談できる人を見つける
・きちんとメモを取る
なんかいろいろ思い出して懐かしかったよ~
アルバイトは、大変なことも多かったですが、いろいろ学びもあって、楽しいこともあって、間違いなくやって良かったです。
辛くても、楽しくても、必ず大切な経験になります。
アルバイト選びで悩んでいるHSPの方の参考になれば、とっても嬉しいです。
以上、閲覧いただきありがとうございました(*^^*)