今回は、馬田隆明さんの著作「解像度を上げる」の内容紹介を行います。
この本を読むと:
優れた起業家が持っている思考
=解像度の高い思考について学ぶことができる
【おすすめの人】
・すべてのビジネスパーソン
・起業や新規事業に取り組みたいと考えている人
では、内容を見ていきましょう~!
本の概要
著者紹介
著者:馬田隆明(うまだ・たかあき)
東京大学 FoundX ディレクター。
Amazon商品ページより引用
University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトを経て、2016年から東京大学。東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営を行い、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。スタートアップ向けのスライド、ブログなどで情報提供を行っている。著書に『逆説のスタートアップ思考』『成功する起業家は居場所を選ぶ』『未来を実装する』。
本の構成
この本は、8章で成り立っています。
第1章 解像度を上げる4つの視点
第2章 あなたの今の解像度を診断しよう
第3章 まず行動する・粘り強く取り組む・型を意識する
第4章 課題の解像度を上げるー「深さ」
第5章 課題の解像度を上げるー「広さ」「構造」「時間」
第6章 解決策の解像度を上げるー「深さ」「広さ」「構造」「時間」
第7章 実験して検証する
第8章 未来の解像度を上げる
本の基本情報
出版社:英治出版株式会社
ページ数:519ページ
発行日:2022年11月24日
内容
解像度を上げる4つの視点
まず、解像度って何?
解像度=物事の理解度や、物事を表現するときの精密さ、思考の明晰さである。
新しいビジネスを成功させる
=「誰もが見落としている隠れた重要な機会に気付き、それを解決する」
→それを達成するには、解像度を高くする必要があるワンね。
解像度の高い人は、4つの視点を持っている。
- 深さ=原因や要因、方法を細かく具体的に掘り下げる
- 広さ=考慮する原因や要因、アプローチの多様性を確保する
- 構造=上記で見えてきた要素を意味のある形で分け、要素間の関係性や重要性を把握する
- 時間=経時変化や因果関係、物事のプロセスや流れをとらえる
大体は、深さが足りない。
4つの要素は相互に影響しあって、解像度の高さを実現していくが、まず深さを確保することでそのサイクルが回り始める。
昨今インターネットで情報は簡単に手に入るけれど、一定以上の深い情報を得るには、自らの行動が重要になってくるワン。
レビュー・感想
お恥ずかしながら、私は「ビジネス書」というものを始めて読みました。
ですので、他と比較することができないのですが、
それでも情報の密度が非常に高いことが伝わってきました。
一文一文がためになり、目から鱗の内容でした。
起業や、新規事業を行いたいと考えている方だけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって、必ず大きな学びがある一冊だと感じます。
まとめ
ここまで馬田隆明さんの著作「解像度を上げる」の紹介を行ってきましたが、いかがだったでしょうか。
519ページと、ボリュームのある本ですが、読み終わった時には、解像度の高い、新鮮な世界が待っていることを保証します。
気になる方は、ぜひ一読をおすすめします。
以上、閲覧いただきありがとうございました(*^^*)