【要約】デール・カーネギー「道は開ける」 これを読めば内容が分かる!

デール・カーネギー「道は開ける」
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自己啓発本のベストセラー、「道は開ける」

日々私たちがぶつかる「悩み」に立ち向かっていくための実践的な方法や、心構えを説いているこの本。

私はネガティブな自分を変えたくてこの本を読み始めましたが、カーネギーが生涯をかけて編み出した「悩みの克服法」について読み進めるうちに、どんどん心が軽くなっていくのを感じました。

この記事では、

デール・カーネギー「道は開ける」の要約

を行っています。

実際に買う前に内容が知りたい
長いので、要約だけ見たい

こんな方は、ぜひこのブログを読んで、カーネギーの考えに触れましょう。

ワン先生

それでは、行ってみようワン!

目次

『道は開ける』の要約

悩みに関する基本事項

Part1に書かれている重要なポイントは2点です。

過去の辛い記憶や未来への不安を締め出し、今日を精一杯生きてみよう。

過去は変えられないし、未来に対して不安を持っても不確定なことだらけ。

今この瞬間を最大限によいものにしようと行動するのが大事とのことです。

ゆうき

僕、よく過去の失敗を思い出してワ―ってなるなあ。

ワン先生

過去や未来のことを考えないぞって思うと難しいけど、今目の前のことを全力でやるぞ!って考えたら、自然と頭から消える気がするワン。

②悩みを抱えているときは、次の3つのことを考えてみよう。

  1. 起こりうる最悪の事態と自問すること。
  2. やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
  3. それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること。
デール・カーネギー「文庫版 道は開ける」
ワン先生

一度最悪の事態を勇気を出して想像して、それを(とりあえず)受け入れると、漠然とした不安は少なくなるワン。

悩みを分析する基礎技術

Part2に書かれている重要なポイントは2点です。

悩みを分析したり、解消するためには、次の4つのことを考えてみよう。

  1. 私は何を悩んでいるか?
  2. それに対して、私は何ができるか?
  3. 私はどういうことを実行しようとしているか?
  4. 私はそれをいつから実行しようとしているか?
デール・カーネギー「文庫版 道は開ける」

まず、その悩みを、客観的に把握することが重要だと言います。

紙に書き出すのもいいかもしれません。

問題に対してどのように行動するか決めたら既に問題は5割解決し、行動に移せば残りの4割も消えるとのこと。

ゆうき

悩み始めるといつの間にかどんどん悪い妄想が広がっちゃうんだよね……

ワン先生

上記の通りにすれば、悩む時間を最小限に抑えることができるとカーネギーは言っているワン。すぐに分析する癖をつけていこうワン。

仕事に関する問題に対しては、次の4つのことを考えてみよう。

  1. 問題点は何か?
  2. 問題の原因は何か?
  3. いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか?
  4. 望ましい解決策はどれか
デール・カーネギー「文庫版 道は開ける」

このような点をすぐに明らかにすることで、堂々巡りをする時間を減らすことができるとのことです。

悩みの習慣を早期に断つ方法

Part3では、

悩まない、悩みを長引かせないための考え方や、方法5つ紹介されています。

①忙しくいること。自分の意識を、内面に向けさせない。

ゆうき

たしかに、落ち込んだ時に布団でごろごろしてYoutubeとか見てると、余計に病む……

ワン先生

ちょっとした家事をこなすだけでも、心が軽くなったりするものだワン。

②気にする必要もないことで、心を乱さない。人生は短いので、それにこだわっている時間はない

③避けようのない悩みは受けいれる。

ワン先生

考え続けてもしょうがないってこと、あるワンね。

④悩みに対して、ストップ・ロス・オーダーをかける。(それ以上考えても無駄だという点を見極めておき、それ以上考えることをしない。)

⑤失敗してしまった過去を前向きなものにする方法は、冷静に分析して、今に活かすことだ。あとは全て、忘れてしまおう。

ゆうき

なかなか全部を実行することは難しいけど、意識するだけで違うよね。

平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法

Part4では、

幸福でいるための考え方や方法5つ、またうつを克服する方法が紹介されています。

①自分の気持ちは、自分の気の持ちよう次第だ。前向きな行動をすれば、心も前向きに変わっていく。

②仕返しをすると、自分が傷つく。それならば、自分自身の幸福のために、敵を許して忘れてしまおう。

ゆうき

僕、何か嫌なことをされたらめっちゃ根に持っちゃうし、
その人に冷たくしちゃう……

ワン先生

それはわかるワンよ。嫌なことをされたら、なかなか忘れられないし、相手に辛い気持ちを分からせたいと思ってしまうワン。

ワン先生

でも、それを考えてモヤモヤしている時間は、○○君の体と心に、悪い影響を及ぼすワン。手放した方が楽だということは、頭に入れておくといいかもしれないワン。

③人は感謝を忘れやすい。他人に何かやってあげるなら、自分の与えるという喜びのために行い、感謝は期待しないこと

④自分に欠けているものについて悩むのではなく、恵まれていることについて目を向けよう。常に物事の一番良い面について考える習慣は、この上ない財産となる。

ゆうき

僕、ダメダメ人間だけど、恵まれてる部分についても考えてみた方がいいのかも。

⑤世界でたった一人しかいない自分に誇りを持ち、自分にしかできないことを最大限活用しよう。

マイナスな出来事が起こったら、自分に価値あるプラスの出来事にできないか考えてみよう。

また、うつや悩みを克服する方法については、以下のように述べています。

・うつや悩みの克服には、他人をどうしたら幸福な気持ちにさせられるか常に考えることが有効である。

私は小さいときから本当によく悩む子で、実際にうつだと診断を受けたこともありました。

そんな私の悪い習慣は、自分のだめなところ、他人に比べて劣っているところを責め続けてしまうところです。

そんな時間を減らすためには、他人を喜ばせるにはどうしたらよいか考えることが有効だと、私自身も思います。

喜ばせるにはどうしたらよいか考える時間も温かい気持ちですし、喜んでいる顔を見るのも幸せ。

その間は、自分の悪いところを考えずに済む気がするんですよね。

悩みを完全に克服する方法

Part5で重要なのは、以下の点です。

不安に苦しめられるときは、神にすがるのも一つの手だ。

ゆうき

いきなり宗教!?

カーネギーは、以下のように述べています。

祈りは、悩みを言葉にすることを助け、苦しみを神と分担する気持ちにさせてくれる。

ワン先生

確かに日本人は、宗教にあまりなじみがないワン。悩みを打ち明ける気持ちで、神に祈ってみるのもいいかもしれないワンね。

批判を気にしない方法

Part6では、

批判を気にしないための考え方や、方法3つ紹介されています。

理不尽な非難は、「嫉妬」や「羨ましさ」からくるものなのかもしれない。

他人からの批判から逃れるのは難しいが、それに対して傷つくかは、自分で選べる。

私たちは、完全な人間ではない。自分を成長させる批判は、進んで受け入れよう。

ゆうき

僕、他人からの批判や意見を、否定だと思って素直に受け取れないんだ。

ワン先生

自分を成長させてくれるものもあるかもしれない。
そう思って、冷静に受け止められるようになりたいものだワンね。

ワン先生

その人がどういう意図で言っているのか背景を考えると、意外と素直に受け止められるときも来るかもしれないワン。

疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法

Part7では、

疲労や悩みの予防法、不眠症への対策方法7つ紹介されています。

①こまめに休憩を取ることによって、日の活動時間をより長くすることができる。

ワン先生

疲れる前に休めってことだワンね。

体を常にリラックスさせ、余分な疲れを生じさせる行動をしていないか反省してみる。

誰かに悩みを相談すると、悩みは半減する。

身に着けるべき勤務中の習慣は、次の4つである。 

  1. すぐに必要な書類以外は全て机の上から片付ける。 
  2. 重要性に応じて物事を片付ける。 
  3. 問題に直面したら、その場で解決する。 
  4. 組織化、代理化、管理化することを学ぼう。
ゆうき

やばい、僕の机の上めっちゃ汚かった……要らないもの捨てよう。

疲労は、後悔や不安等が原因となっていることが多い。

眠れないことに悩むときは、次のことを試すとよい。

  1. 起きて、仕事や読書を行ってしまおう。 
  2. 不眠症で死んだ人はいない。眠れないことを悩むのはやめよう。 
  3. 祈ってみる。 
  4. 体の力を抜く。 
  5. 体を起きていられないほど疲れさせよう。
ゆうき

寝なきゃ寝なきゃって思うと、余計に寝れないんだよね。
寝れないときは、時間を有効に使っちゃおうって思ったら、プレッシャーが少なくなるかも。

まとめ

この記事では、デール・カーネギーの「道は開ける」を要約していきました。

実践してみたい!と思ったことや、なるほどと思った箇所はありましたか?

私は実際にこの本を読むことで、悩みに対してこういう風に考えるといいんだ、と心がふっと軽くなりました。

書籍では、この記事で述べた重要なポイントが豊富な事例を用いて解説されており、非常に読みごたえがあります。

私は、悩みで心が苦しくなるたびに、この本を見直してみることにしています。何回見直しても、新しい学び、発見がある本だと感じています。

少しでも気になった方は、書籍も読んでみることを、強くお勧めします。

以上、閲覧いただきありがとうございました。

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